和白交差点から志賀島方面に行くと雁ノ巣駅の手前で香椎線と県道が交差している。運行本数は1時間に3本程度だから合計6本
くらいだが、たまたまこの時間にあたってしまうとずいぶん長い間待たされる。何故ここに踏み切りがあるのか考えたことがある
でしょうか。何も無かったこの地に当初は踏み切りは必要なかったのです。実は、その昔はJR香椎線は私鉄の博多湾鉄道でこの踏み切りの和白寄りから博多湾側をそのまま直進して現在のレクレーション方向に走っていました。おそらく、県道と平行している南側の細い道がその残りではないかの思うのです。交差する踏み切りの手前で一回だけ線路は曲がっていて、そこから和白方向は直線であるし、またそこから雁ノ巣駅方向にも直線だ。昭和11年当時雁ノ巣飛行場が出来た頃は、この博多湾鉄道は、現在のレクレーションセンターのメインの球場の北側のやや太い道を県道と共に横断し、現在の
旧道の近くにある無線標識所の南側に出て、そこから松林を通り現在のバイパスの中間に出ていた。道路はそこから旧道に合流して
いたのであろう。雁ノ巣飛行場が拡張され鉄道と道路は北側の海岸ぎりぎりと所まで押し上げられた現在のようになったのです。このあたりの様子は昔の地図から推察することができます。また、海ノ中道ホテルのある場所は戦後米軍のキャンプ博多の司令部のあった所で線路は北側に移設され、また海の中道駅も現在より和白側にありました。